のぼり旗ネットには2種類の染め方があります

京都のれんののぼり旗ネットでは、要望に応じてインクジェットプリントと
シルクスクリーン印刷という2種類の染め方に対応可能です。

このうちインクジェットプリントは家庭用のプリンターのように、のぼり旗の
布地にインクを吹き付けるようにして製作する方法となります。
この方法では製版の必要がないため、費用を安く抑えることが可能です。

また製版をしないため何色であれ値段が変わらない他、版がずれることがない
ため複雑な図柄も表現できます。

一方のシルクスクリーン印刷の場合、色数の分だけ製版するため色数が多く
なるほど価格も高くなりますが、のぼり旗を大量生産する場合であればインク
ジェットよりも割安になるというのが特徴です。

このため小ロットであればインクジェット、大量生産が必要な場合にはシルク
スクリーン印刷がおすすめですが、のぼり旗ネットではどちらの手法でも仕上が
りに大きな差はありません。

シルクスクリーンでは、のぼり旗ネットでは職人が顔料を調合して作るためコーポ
レートカラーなど微妙な色合いを表現したい場合にはこちらが向いています。

一枚の中に両面で違う内容を表現できるのぼり旗

のぼり旗ネットでは用途に合わせてそれぞれの印刷手法を行っている他、両面で
別の柄になっているのぼり旗の製作も可能です。

一般的なのぼり旗に用いられるポリエステルポンジーという布地は軽くて取り扱い
やすい一方で、裏が透けてしまうため両面印刷には不向きとなっています。
一方で遮光ツイルや遮光スエード、遮光サテンという布地は白生地の間に黒生地が
挟まっている構造のため、両面印刷が可能です。

こののぼり旗は両面で違う柄にすることでより多くの情報を盛り込めますが、同じ柄に
した場合には表と裏どちら側から見ても宣伝内容が反転せずしっかりと見えるようにな
ります。

 

加えて文字が同じであっても、それぞれの面で色を変えることで更に人目を引くように
することも可能です。この時に表と裏の色味を反対色にすることで、よりインパクトが
強められるようになります。より1本ののぼり旗で多くのメッセージをメッセージを伝え
たい場合や、より効果的に人目を引きたい場合にこの手法はおすすめです。

印刷ではなく染め上げるのぼり旗

歩行者や車のドライバーが注目するほどの影響力があるのぼり旗を
作成するには主に3つのポイントがあります。

ドライバーから見えるのぼり旗

まず、のぼり旗に印刷する文字はできるだけ短くし、要点をまとめる
ということです。
次に、商品を購入する購買層に合致するフォントを選択します。
そして、のぼり旗が統一感を醸し出すようにするという点です。

のぼり旗は、印刷できる面積が広いからといって多くの情報を印刷
してしまうと、整理されていない印象を与えてしまうため、本来伝え
たいことが理解されにくくなってしまう恐れがあります。

こうした点から、まずは必ず印象したい言葉を決めることが大切です。

さらに、女性向けや子供にターゲットを絞ったものを販売促進したい
のであれば、丸みの帯びたフォントを適用すると良いでしょう。
加えて、複数ののぼり旗を並べた際に統一感が出るデザインにする
ことで、より一層効果的です。

また、職人が丁寧に染め上げる方法もあり、手作業ならではの染めの
風合いを出すこともできます。

のぼりの用途にもいくつかありますが、定期的に変わるメニューをのせる
場合はインクジェットやシルクスクリーンで量産する方が良いですが、
小さな店舗で長く使う予定なら、手染めの方が通行人の目を引くでしょう。

このように、染色一つでも大きく印象は変わる物なのです。

インパクトと分かり易さがのぼりのデザインの極意

のぼりのデザインの極意はインパクトと分かり易さです。

インパクトのあるのぼり旗

ついついアピールしたい気持ちが先走っていろいろ
と盛り込んでしまいがちですが、のぼりは風になびい
たりと動きがある分、細かすぎる文字や写真は見づらく
なってしまいます。ですから、いかに一目でみて分かり
やすい内容にするか。それが大変に重要です。

「大安売り」とただ一言だけ大きく書かれたのぼり旗。
商店街などで、よく見かけるんのぼり旗です。
これぞまさにのぼり旗。インパクトと伝えたいこと!
それを簡潔に表現したのぼり旗だといえます。

店舗の紹介や商品の案内ののぼりを作りたい場合には、特に情報を絞り込んで、
ひと目で見てわかるようにすることが必要です。

また、色についても、お店の雰囲気とのバランスを見ながら、風景に馴染み過ぎ
ない色使いをすることがポイントです。お店のイメージや雰囲気を損なわない
デザインや色遣いをすることで従来ののぼりのイメージを覆すことができるでしょう。

また文字数やいれる文字も大切です。
例えば、単純に会社名をいれるののか、会社名でも「株式会社」をいれるのか、
抜くのか、それとも販売したいものの名前をいれるのでしょうか?

のぼりに入れる文字に制限はありませんが、何よりも大切なのは
「いちばん伝えたいことは何なのか?」ということです。
目立たせることと、店や商品のイメージにあった書式を選ぶ。

単純ですが、色んな角度で考えることが大切です。
結局何をお客様に伝えたいのか、それが大事です。